ごあいさつ Message

赤ちゃんを抱っこする、子どもをおんぶする。


「だっこ」と「おんぶ」は、乳幼児との生活のなかで、あまりにも身近で当たり前に行われるがゆえに、特別視されにくい育児行為ではないでしょうか。

「だっことおんぶの大勉強会2019」では、アタッチメントの形成と、子どもの成長に不可欠な『身体接触を伴う「対話」』に着目し、だっことおんぶの原点を紐解いていきます。

親子が一体感を感じながら心地よくだっこやおんぶすることを、ベビーウェアリング(Babywearing)と言いますが、それは治療・看護等の現場においても、有益と考えられます。

一般的なだっこやおんぶのイメージでは、子どもの「運搬」や「保育」等の役割を担っていますが、海外では、医療の現場にも「包み込むように抱く」ベビーウェアリング(Babywearing)が導入されている国もあり、治療・療育との連携を期待されている分野でもあります。

日本でも、日常にとどまらず医療・看護・療育など様々な場面でだっことおんぶについて専門的に語られるようになることを目指したいものです。

さらにベビーウェアリング(Babywearing)では、抱く際に使われる道具について「何を使うか」ではなく「どう使うのか?」に注目しています。

大勉強会当日は、参加者の皆様に、実際に抱っこひもの体験をして頂けます。抱っこひもメーカー各社の提案する様々なツールのあり方を、メーカーから直接聞ける貴重な1日になることと期待しております。

子どもを胸に抱くこと・背中におぶうことで、どんな効果やメリットがあるのか。

その理論的背景を理解することは、子育て支援者が親子の日常の感覚を共感することにつながり、よりよい支援の助けになるのではないでしょうか。

養育者が快適に育児できるような支援を行うために「だっこやおんぶ」に注目して学んでみませんか。

皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。

  だっことおんぶの大勉強会2019 実行委員会

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